TOP > ニュース・特集 > 理化学研究所 広島大学共同研究拠点を開所
理研は広島大学との共同研究を推進するため、昨年11月1日にQBiC細胞場構造研究ユニット(岩根敦子ユニットリーダー)を広島大学イノベーションプラザ内に移設し、理化学研究所広島大学共同研究拠点として整備してきました。
これは2016年3月の「政府関係機関移転基本方針」にもとづいた理研の一部機能の移転として行われ、広島県及び、東広島市から多額の支援を受けています。
3月1日に広島大学越智光夫学長と理研松本紘理事長との間で基本協定の締結が行われました。また、広島県湯﨑知事、東広島市高垣市長らのご臨席のもと、開所記念式典が開催されました。
共同研究拠点には、集束イオンビーム走査型電子顕微鏡(FIB/SEM)、透過型電子顕微鏡、共焦点レーザー走査型顕微鏡など、最新鋭のイメージング機器を設置・整備しています。これらの機器を用いて、様々な生物試料に対する3D超微細構造イメージングの研究を推進していきます。
また、広島大学理学研究科、広島大学病院などをはじめ、大学や近隣の研究機関と共同で細胞の定量的評価手法の確立および細胞診断法の開発などを目指していきます。